2.3.4 Neuroinformatics発展の妨げとなる問題点・課題
 ヒアリング調査において脳・神経科学分野の研究者が指導した問題点を、教育、研究情報、組織・体制、データベース、ツールについて分類し、以下に列挙する。

(1) 教育
(a) 理論系・実験系の両方を教える教育の場がない

(b) 誰が教えるのか


(2) 情報交流
(a) 研究者情報がない

(b) 研究情報がない


(3) 組織・体制
(a) 縦割り社会の弊害によって現在の研究体制には問題がある

(b) 理論系、実験系の研究者の交流の場がない

(c) 研究対象の部位、アプローチのレベルが異なる研究者間の交流の場がない

(d) 研究対象が異なる分野では言葉の障壁がある

(e) 研究施設で実験、解析環境(情報分野)の両方がそろっていない

(f) 実験系の研究施設、機関では技術スタッフがいない

(g) 短期スパンでしか業績評価を行わない

(h) 研究者、テクニカルスタッフのポストがない


(4) 研究成果
(a) 研究成果の広報を行えない


(5) データベース
(a) データの種類に多様性があり複雑である

(b) フォーマットの規格化が難しい

(c) 実験条件の記述を行わなければならない

(d) 分散データベースの統合化を図らなければならない

(e) 質の問題をどうするのか

(f) データベースに登録するプライオリティがない(データ収集量への影響)

(g) その他


(6) ツール
(a) 統合支援システム等の開発、利用

(b) 質の問題をどうするのか