神経科学の情報基盤 - ニューロインフォマティクス

ニューロインフォマティクスは神経科学における様々なレベル、様々な表現で得られるデータの知見の統合のために、情報ネットワークを通して分野を超え、国境を越えて共同研究を可能にするための情報技術を開発する分野です。実験データ・解析ツール・計算論モデルの共有によるOpen Neuroscienceの実践とその基盤技術の開発を目指しています。
ニューロインフォマティクスは2005年にニューロインフォマティクス国際統合機構 (Interenational Neuroinformatics Coordinating Facility,INCF)として開始し、理研では旧脳科学総合研究センター神経情報基盤センター(Neuroinformatics Japan Center, NIJC)がINCF日本ノード事務局として参加しました。2018年4月の理研改組より、脳神経科学研究センター統合計算脳科学連携部門神経情報基盤開発ユニット (Neuroinformatics Unit, NIU)が、INCF日本ノード事務局の役割を引継ぎました。さらに旧NIJCで2014 年に開始した革新脳におけるデータベース構築、データ統合技術の開発もNIUで引き継いでいます。
NIUはこうしたプロジェクトや大学・研究期間との国内外の連携活動を通して神経情報基盤技術を開発し、Open Neuroscienceの発展、さらにはその成果の様々な分野への展開を目指します。

  - データ共有のための標準化 -
電子研究データの取り扱いに関する標準化のために以下の試みを実施しています。
  • FAIR Guiding Principleに沿ったデータ管理
    Findable/Accessible/Interoperative/Reusable  Refrence
  • NIUが管理するデータベースの研究データへのDOIの発行 More
  • メタデータの標準化として下記のものを推奨しています  
     XooNIpsで定義するメタデータ : 日本ノードデータベースの標準仕様
     SemanticWeb技術導入のためのRDF: 理研メタデータベースと連携
     NIX-odMLの時系列データへの導入: INCF ドイツ・チェコノードとの連携  More